書籍情報
著書 | 手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択 |
著者 | ミニマリストしぶ (著) |
発売日 | 2022/3/10 |
読書記録(参考になった内容)
本書のうち特に参考になった内容を、一部整理してピックアップ。
ミニマリズム
ミニマリストの生き方
「モノを減らす」と「何をして何をしないか決める」
必要な量だけ、手元にある状態(ジャスト・イン・タイム)
=旅行のときの身軽な状態、少ない荷物だが、必要なモノは全て持っている状態
選択肢を絞る(選択肢を3択までに絞る)
選択肢が多いと無気力になり、選択しないという結果になる(選択のパラドックス)
「何もしない」という選択肢を入れる(余裕がないと視野が狭まる)
何もしない時間や一人で内省できる時間
筆者は、6万円で最低限必要な暮らしをした。最低いくらあれば生活できるのか
ミニマリズムの本質
ある一点を目立たせるために、他を削ぎ落とす「強調」
モノを減らすことは「取捨選択の訓練」。残したモノから「何が好きで、何が得意か」自分の価値基準が浮き彫りになる
余白の本質は「やりすぎないこと」
モノの減らし方
日頃の状態
1.病んでいるときこそ、無理してでも部屋をきれいに保つ
2.根本から部屋が散らからないよう、モノを減らしておく
3.散らかってもすぐ片付けできるよう、絶不調でも365日続けられる水準までハードルを下げる
4.定期的にモノを減らすことを習慣化しておく
5.少ない服で着回すため、自分の長所を生かす服のスタメンを作る
6.使わないまま家の中で眠らせることは、スペースの無駄使い⇨売る・譲る・使い切る
減らす方法
ゴミから捨てる(明らかにいらないものから)
何も置いていない床面積を30%以上作る
捨てるモノではなく、残したいモノを決め、それ以外を捨てる
残すべきモノ
①「お金」を生み出す=仕事道具や書籍
②「時間」を生み出す=時短アイテムや健康グッズ
③「楽しみ」を生み出す=趣味のアイテムや娯楽品・芸術品
どうしても捨てられないとき
[モノのダウンサイジング]
思い出の写真→スマホで管理、ファッション→セットアップ、テレビ→プロジェクター
[いらないboX]
boxに入れて一使用せず、一週間続けても必要なければ捨ててしまう
一点豪華主義
「物欲」というのは、手に入れることでしか解消できない
ミニマルな生活を送りお金を貯めて、欲しいモノは早く買ってしまう
買う理由が値段ならやめる。迷う理由が値段なら買う
感想・学び
読書評価:
- 部屋の床面積を多く見せるため、試しにラグを無くしてみると部屋が普段より広くなったと感じた。
- やりすぎない程度に服の数を減らしていく。掃除しやすい部屋作りをする。
- あまり使わない本や書類などモノのダウンサイジングを考えてみる。
選択肢を少なくすることで、大事なモノに目を向けていくというようなミニマリストの考えに共感できた。
家に何を残すかという基準が明確で、本当に必要なモノはずっと少ないのかもしれない。
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