私が今まで読んでよかったと思う自己啓発本やビジネス本を、厳選してご紹介します。
繰り返し読むと、毎回気づきがあって頑張るモチベーションが湧いてくるおすすめの書籍です。
私自身の学びを定着させるためのアウトプット用して、記載しました。
学びや気づきなどを通して、何かしらのお役に立てることがあれば嬉しく思います。
- 自己啓発本やビジネス本に興味がある
- とにかくモチベーションを上げたい
- 目標達成するために行動力を高めたい
- どの本から読み始めたらいいかわからないので、おすすめが知りたい
- 本当に役に立つ内容の書籍だけを優先して読みたい
夢をかなえるゾウ1
まだ読んだことのないという方は、まずこの本を手に取っていただきたいです。
自己啓発本の王道であり、この本を読まずして自己啓発本については語れないと思います。
ユーモア溢れるガネーシャが面白くて愛おしくて、笑いあり涙ありの名著です。
主人公と同じように悩んで迷って考えて、ガネーシャの教えに取り組んでいくことで、楽しく学んでいけます。
特に、本書の『最後の課題』は必ず実行に移してください。
成功の法則は、過去の偉大な方々がずっと前に示してくれています。
それを知ったのであれば、あとは実行に移すだけですよね。
「ほなら逆に聞きたいんやけど、自分のやり方であかんのやったら、人の言うこと素直に聞いて実行する以外に、何か方法あんの?」
「人はな、わざわざ『○○が欲しい』なんて教えてくれへんのや。人が何を欲しがっているかをこっちが考えて、予想して、提案していかなあかんのや。人の欲満たす、いうんはそれくらい難しいことなんやで。
「本気で変わろ思たら、意識を変えようとしたらあかん。意識やのうて『具体的な何か』を変えなあかん。具体的な、何かをな」
自分から世の中に働きかけるんやのうて、自分の周囲に『反応』しとるだけなんや。
世界は秩序正しい法則によって動いとる。成功も失敗もその法則に従うて生まれとる。だから、その法則に合わせて自分を変えていかなあかん。その法則と自分のズレを矯正することが、成功するための方法であり、成長と呼べるんや。
「自分は今、『座っとる』だけや。この意味、分かるか?確かに自分はこうやってワシの話を聞いとる。でもな、今、自分は何かを学んで、知識を吸収して、成長しとる思てるかもしらんけど、本当はな、成長した気になっとるだけなんや。ええか?知識を頭に入れるだけでは人間は絶対に変われへん。人間が変われるのは、『立って、何かをした時だけ』や」
自分の中に足りんと感じてることがあって、そこを何かで埋めようとするんやのうて、自分は充分に満たされている、自分は幸せやから、他人の中に足りないもんを見つけ、そこに愛を注いでやる。この状態になってこそ、自分が欲しいと思ってた、お金や名声、それらのすべてが自然な形で手に入るんや。
『夢をかなえるゾウ1』をすでに読まれている方には、他のシリーズもおすすめです。
エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
エッセンシャル思考とは、「より少なく、しかしより良く」を追求する生き方です。
自分の人生にとって本当に大切なのは何かと、向き合うきっかけをくれる一冊です。
私はこの本を読むことで、やる必要のない無駄な時間の使い方を改善することができました。
毎日やることが多すぎて、時間が足りないという方におすすめです。
エッセンシャル思考の人は、適当に全部やろうとは考えない。
トレードオフを直視し、何かをとるために何かを捨てる。
そうしたタフな決断は、この先やってくる数々の決断の手間を省いてくれる。
それがなければ、うんざりするほど同じことを問い続けるはめになるだろう。
すべてを手に入れることが不可能なら、何かを捨てるしかない。
では、誰がそれを決めるのか?
もしも選択の権利を放棄するなら、他人があなたの人生を決めることになる。
本当に重要なことにイエスと言うために、その他すべてにノーと言うのだ。
「自分は何が大好きか?」「自分は何に向いているか?」「どうやって世の中の役に立てるか?」の3つで検索すれば、答えはおのずと絞られてくる。
厳しい基準を設ければ、必然的に、大多数の選択肢を容赦なく却下することになる。
完璧な選択肢が現れることを信じて、かなり良い選択肢を切り捨てるのだ。
人やお金や時間を増やすかわりに、制約や障害を取り除くことを考える。
大量のTODOリストを効率的にこなすより、そもそもTODOリストがすっきりしているほうがいい。
本書の引用ですが、この図がとてもわかりやすくて腑に落ちました。
いつも忙しいという人は、何事にも全力で、エネルギーの使いどころを見極められていないんだなと痛感しました。
チーズはどこへ消えた?
迷路のなかに住む、2匹のネズミと2人の小人がチーズを探す物語。
変わることの大切さを考えさせられる一冊です。
現状にとどまっているままではダメだと、変化を起こそうという気持ちになります。
とても分かりやすくて読みやすいお話なので、普段あまり読書をしない方にもおすすめです。
チーズがないままでいるよりずっといいのだ。 なすがままになっているのではなく、自分で何とかしようとしているのだから。
変化が起こるのを予想し、変化を求めるのだ。いつ変化が起きるか本能的に感じ取り、それに適応する準備をするのだ。
人が恐れている事態は、実際は想像するほど悪くはないのだ。
自分の心の中につくりあげている恐怖のほうが、現実よりずっとひどいのだ。
物事を簡潔に捉え、柔軟な態度で、すばやく動くこと。
問題を複雑にしすぎないこと。恐ろしいことばかり考えて我を失ってはいけない。
小さな変化に気づくこと。そうすればやがて訪れる大きな変化にうまく備えることができる。
変化に早く適応すること。遅れれば、適応できなくなるかもしれない。
最大の障害は自分自身の中にある。自分が変わらなければ好転しない――
どんな選択肢があるのか知っていたほうが、居心地のいい自分の居場所に閉じこもっているより安全だとわかっていたからだ。
「問題は、『何を見切り、どこへ進むべきか?』ということだと思う」
変化に反応し適応しようとするよりもっといいのは、できるうちに自ら変化を起こすことじゃないかな。たぶん、自分で自分のチーズをなくしてしまうべきなんだよ
嫌われる勇気
私たちは生きていく上で、人と関わり合うことが必要不可欠です。
だからこそ人と比較して自分に自信が持てなかったり、対人関係が悩みの種になります。
「すべての悩みは対人関係である」
この本と出会ったおかげで、価値観が変わったといっても過言ではありません。
私のなかにあったモヤモヤした気持ちが軽やかになりました。
自分に自信が持てなかったり、対人関係に悩みのある方には、特に響く内容です。
定期的に何度も読み返したいと思える名著です。
つまり人は、いろいろと不満はあったとしても、「このままのわたし」でいることのほうが楽であり、安心なのです。
そうやって「もしも何々だったら」と可能性のなかに生きているうちは、変わることなどできません。なぜなら、あなたは変わらない自分への言い訳として「もしもYのような人間になれたら」といっているのです。
あなたの「目的」は、「他者との関係のなかで傷つかないこと」なのです。
「人々はわたしの仲間なのだ」と実感できていれば、世界の見え方はまったく違ったものになります。
もしもあなたが「他者の期待を満たすために生きているのではない」のだとしたら、他者もまた「あなたの期待を満たすために生きているのではない」のです。相手が自分の思うとおりに動いてくれなくても、怒ってはいけません。それが当たり前なのです。
交換不能なものを受け入れること。ありのままの「このわたし」を受け入れること。そして変えられるものについては、変えていく〝勇気〟を持つこと。それが自己受容です。
まずは、「ここから先は自分の課題ではない」という境界線を知りましょう。そして他者の課題は切り捨てる。それが人生の荷物を軽くし、人生をシンプルなものにする第一歩です。
苦しかった時の話をしようか
USJや丸亀製麺など数々の企業の業績を伸ばした実績を持つ、マーケターである森岡毅さんの著書。
戦略的に自分の強みを伸ばす術を、説得力も持ってわかりやすく綴られています。
キャリアに悩むすべての人の役立つ本質的なノウハウで、自分のキャリアを真剣に考えるきっかけになる書籍です。
つまり君の不安は、わからないことをずっと放置してきた”うしろめたさの闇”から溢れ出てきている。
成功は必ず人の強みによって生み出されるのであって、決して弱みからは生まれない。
キャリア戦略とは、その人の目的達成のために、その人が持っている”特徴”を認識して、その特徴が強みに変わる文脈を探して泳いでいく、その勝ち筋を考えるということだ。
君がコントロールできる変数は、①己の特徴の理解と、②それを磨く努力と、③環境の選択、最初からこの3つしかないのである。
君がまず躍起になるべきは、ブランドを構築する一貫した行動と、結果を出すことにこだわること、その2つだけだ。
これは戦略の真理だが、普通の人と同じようなことをしていたら、普通にしかなれない。人と違う結果を出したいなら、人と違うことをやるか、人と同じことを違うようにやるか、そのどちらしかないのだ。
迷ったときは厳しい方を取れ!人間の脳は楽な方が良く見えるように常にバイアスをかけている。だからハードな道が正解だ。どうせ倒れるとしても、せめて進むべき正しい方向を向いて前のめりに倒れてやる。
この社会で結果を残す優秀なプロと呼ばれる人々は、もれなく「その道で努力を積み重ねることができた人」であって、その正体は「努力できる好きなこと」を見つけられた”発見の成功者”なのだ。
この書籍の内容の一部は、「日曜日の初耳学」のテレビ番組での林修さんとの対談で語られています。
「弱みが強みになったことを見たことがない」「自分の強みは動詞の中にある」「ナスビはナスビにしかならない」というフレーズなど、気づきを与えてくれるお話が盛りだくさんです。
YouTubeにある番組の公式チャンネルで視聴できるので、一度見てみてください。
運転者 未来を変える過去からの使者
上手くいかないことが続くと、「ついてない」「なんで自分ばっかり」と悲観的になることが誰しもあると思います。
そんなときにこそ読んでもらいたい1冊です。
心に響く素敵なお話で、「運」や「人生」についての考え方が変わること間違いありません。
保険というのは誰の人生にとっても必要なもんだ。だからどんな人も自分の顧客になる可能性がある。でも、こっちが入ってほしいときに都合良く入ってくれる人なんていない。大事なのはどんな人でも保険に入ろうと思う瞬間があるってことだ。そのときに、『そう言えばあの人』って顔が浮かぶ奴でいることだ。だから、いつでもどんなときでも明るくて楽しい奴であれ
運は〈いい〉か〈悪い〉で表現するものじゃないんですよ。〈使う〉〈貯める〉で表現するものなんです。だから先に〈貯める〉があって、ある程度貯まったら〈使う〉ができる。
『不幸なことばかり起こるのに上機嫌になんてなれるわけないだろ!』って。そうじゃないですよ。基本姿勢が不機嫌な人に、毎日の人生で起こる幸せの種を見つけることなんてできない。ただそれだけです
「そんなことで終わりはしないですよ。収入がなくなっても、仕事がなくなっても終わりなんてないです。そこからまた始めるだけです。その強さは誰にだってあります。だから心配しなくていい」
実際、世の中は誰かが頑張る姿からもらったエネルギーの集合体なんですよ。結果からもらったエネルギーの集合体じゃない。
もっと長い目で見たら、報われない努力なんてないんですよ。あまりにも短い期間の努力で結果が出ることを期待しすぎているだけです。今日頑張って明日実になるなんてどんなに早く育つ種でも無理なことですよ
自分の人生にとって何がプラスで何がマイナスかなんて、それが起こっているときには誰にもわかりませんよ。どんなことが起こっても、起こったことを自分の人生において必要な経験に変えていくというのが〈生きる〉ってことです。だから、どんな出来事だってプラスにできますし、逆にどんな出来事もマイナスに変えてしまうことだってできる。
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
お金の「貯め方」ではなく「使い切り方」に焦点を当てた、これまでにない「お金の教科書」。
この本の「今しかできないこと」に惜しみなくお金を使う、というメッセージに大変共感しました。
昨今話題になっている老後資金を2000万円貯めることや、FIRE(経済的自立と早期退職)を目指すことも大事だとは思います。
しかし将来のために必要以上に節約し、今しかできないことを先延ばしにするのは人生において損になる場合もあると感じます。
収支と支出のバランスについてや人生の経験についてなど、人生観が変わる一冊です。
だが残念なことに、私たちは喜びを先送りしすぎている。
手遅れになるまでやりたいことを我慢し、ただただ金を節約する。
人生が無限に続くかのような気持ちで。
大切なのは、自分が何をすれば幸せになれるかを知り、その経験に惜しまず金を使うことだ。
収入の多いときは貯蓄に回し、少ないときにそれを切り崩せば、同額ほ支出を維持できる。
「人生でしなければならない一番大切な仕事は、思い出作りです。最後に残るのは結局それだけなのですから」
とにかく早い段階で経験に投資すべきだ。そうすれば、年齢を重ねるほどに驚くほど多くのリターンが得られる。
単に働くことが習慣になっていただけだ。
10代の少年が女の子にモテたいがためにタバコを吸い始め、その後も禁煙しないのと同じだ。
中毒になり、その習慣をやめられなかったのだ。
デメリットが極めて小さく(あるいは、失うものが何もなく)、メリットが極めて大きい場合、大胆な行動を取らないほうがリスクとなるということだ。
30歳までに絶対身につけたいこと
人生を前向きに生きるための術を、学ぶことができる一冊です。
本当に学びになることが多く書かれていますので、30歳以降であっても、どの年代の方にもおすすめできます。
「この程度でいいや」と思うところでストップしていては、いつまで経っても今のままです。そこから、もう一踏ん張りする習慣をつけましょう。
「その場しのぎ」をすればするほど、トラブルには「利子」がつきます。つまり、深刻化するのです。
ストレスを最小化しているのではなく、最適化しているのです。
ストレスが少ないと思ったら、自分で自分にノルマを課したり、ライバルと競ったりして、自分で適度なストレスを与えているのです。
「良く見せよう」とウソをつくより、「良くなろう」と努力するほうが結局は自分のためになる
自分一人で勉強するより、お金を払ってでも、その道のプロに教えてもらえば、結局は、そのほうが「安上がり」になるということです。
成功するには、まず「私はできる」と、成功者のふりをすることが重要であり、ふりをし続けていれば、やがては成功するということです。
失敗した回数で人を評価をする人はいません。人が評価するのは成功した回数だけなのです。十回失敗しても、一回成功すれば、その一回の成功が評価されます。
同じ著者のこちらの書籍もおすすめです。⇩
ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく
堀江 貴文さんが出所した後に出版された書籍です。
「何のために働くのか?」を考えさせられ、働くモチベーションが爆上がりです。
働く意味や仕事のやりがいなどを見つめ直したい方におすすめの一冊です。
いますぐ変わらなきゃいけない。 このままでは、一生「このまま」だ。
そして積極的に稼いでいくために、自分は「時間」以外のなにを提供できるのか、もっと真剣に考えなければならない。
やりがいとは「見つける」ものではなく、自らの手で「つくる」ものだ。そして、どんな仕事であっても、そこにやりがいを見出すことはできるのだ。
自分でつくったルール、自分で立てたプランだったら、納得感を持って取り組むことができるし、やらざるをえない。受動的な「やらされる勉強」ではなく、能動的な「やる勉強」になるのだ。
何事に対しても「できる!」という前提に立って、「できる理由」を考えていく。そうすると、目の前にたくさんの「やりたいこと」が出てくるようになる。あれもやりたい、これもやりたい、という状態だ。自分がほんとうにやりたいことは何なのか、道に迷うこともあるだろう。僕からのアドバイスはひとつ、「全部やれ!」だ。
物事をシンプルに考え、原理原則に従うこと。理性の声に耳を傾けること。
失敗なんか恐れる必要がない。僕らにできる失敗なんて、たかがしれてる。
たとえ最大級の失敗が襲ってきてもマイナスにならず、ただゼロに戻るだけだ。
飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る
元陸上自衛官の方が書かれたライフハック本です。
自衛隊という過酷な職業の中で得た経験は、私たちの日々の暮らしにおいても参考にすべき点がたくさんあります。
またメンタルケアの方法だけでなく、災害時に役立つ知識などの情報も満載です。
メンタルが弱っているときに読むと、無理をせずに一旦心と体を休めようと思えました。
当たり前のことを当たり前にしていくことが、生き抜く上でとても大切だなと感じます。
1日目は、「ストレスからの解放」
2日目は、「ひたすら休む」
3日目は、「明日に備える」
このように休むと、体力と気力を大きく回復することができます。
私は現実社会では体力を「HP」、メンタルを「MP」だと考えています。
「休息する」といった際に、「HP」の回復を重視しがちですが、「MP」の回復もちゃんと意識してください。
メンタルが落ちているときに、「気分転換だ!」とゲームやSNSを始めると、過集中におちいってしまうことがあるようです。集中しすぎてコントロールできなくなり、クタクタになるまでスマホの画面を見つめてしまう可能性があります。
「同じ場所・方法で考える」と、たいていは似たようなネガティブな答えが出てきます。そうすると想像力にやられるので、場所やアプローチを変えて考えることが大切なアクションになります。
「感情はコントロールできないが、呼吸はコントロールできる」
計画は常に「長期戦」を想定すべきです。「すぐに終わるだろう」と稚拙な対応をすると、長期戦になったときに機能不全におちいってしまいます。そうした事態を防ぐためにも、幹部候補生学校では、「仮眠と休養の計画だけは最初に作れ」とよく言われました。
私はホウレンソウより、「ザッソウ」と教えられたことがあります。気軽に「雑談」「相談」を常にすることも大切と言えるでしょう。
自分を変える1つの習慣
「困難な物事をできるかぎり速やかに行う方法」が学べる書籍です。
面倒なことや気が乗らないことにも逃げずに向き合うことで、人は成長できます。
「つべこべ言わずにとにかく行動しようぜ!」って気持ちになり、モチベーションが爆上がりです。
なかなか行動できない、一歩踏み出せないという悩みを抱えている方におすすめです。
「成功者とは、目標を達成するために、面倒くさいことや気が進まないことでも、我慢して実行できる人である」
「私はいつも、『将来の収穫のために、いま頑張る』という考えを大切にしてきました。」
本当に労力を注ぐべきなのは、自ら下した判断を正しいものにするための行動をし続けること
成功者が悩むのは、「前に進み続けるべきか?」ではなく、「いかに前に進むか?」についてなのです。
「十分な時間頑張ったか?」ではなく、 「適切なタイミングで頑張ったか?」を考えるべきなのです。
1日をどう使うかという問題に対して「階段のマインドセット」が提示するシンプルな答えは、「できることをすべてする」ではなく、「すべきことをすべてする」です。
「人が何を信じているかを知りたければ、その人のスケジュール帳と小切手帳を見ればいい。 なぜなら、人の信念は、その人が何に時間とお金を使ったかに表れるからだ」
「後回し」にしない技術 「すぐやる人」になる20の方法
習慣化についての書籍の中で特におすすめの1冊で、実行力を上げたい方必見です。
具体的かつ実践的な内容なので、実生活に取り入れやすいのが魅力です。
きっと自分にあった方法が見つかり、何か行動せずにはいられなくなると思います。
何かを望みながらもうまく実行できないでいる人たちには、数千通りの「実行できない理由」がある。だが、彼らに必要なことは、「それを実行すべきただひとつの切実な理由」だ。
将来何かになる(Be)ためには、必ずいま何かをしなくては(Do)ならない
仕事をいつまでに終わらせるという「終了デッドライン(Ending Deadline)」だけでなく、仕事をいつから始めるかという「開始デッドライン(Starting Deadline)」を持っているのだ。
人生で近道を探すもっとも確実な方法は、先を歩いている人に道を尋ねることである。
やりたくない仕事から逃げるためのいちばん簡単な方法は、その仕事と少しでも関係があって、しかも楽な仕事を見つけることだ。
人間は目の前に迫った小さなことは過大評価する一方、10年後の重要なことは過小評価する傾向がある。
毎日1%だけ、昨日と違うことを実行しよう
「すぐやる人」と「やれない人」の習慣
「すぐやる人」の習慣や行動の特徴が、50個まとめられています。
本の要約サービス「flier」では、2021年度のランキングが1位でした。
自分を動かす仕組みを知ることで、行動力の質を上げることができるようになります。
仕事をする上で役立つ知識ですので、サラリーマンの方にはぜひ読んでいただきたいです。
つまりPDCAは小さなDoからすべてが始まります。 小さくてもいいから、まず初動を起こしてみる(Do)。そうすると何かしらの反応が返ってくるので、振り返りをする(Check)。それから改善策を練る(Action)。 この繰り返しが大切なのです。
だから、「すぐやる人」は指示や依頼を受けたときに、とにかく動き出しが早いのです。その第一歩は、期限を与えられたままやるのではなく、期限は自分で再設定するということ。
うまくいくときはとことんうまくいく。ダメなときは何をやってもダメ。このような潮を読み、ここぞというときに勝負する人はいつの時代も強いわけです。
勝負どころで迷わず、「すぐに行動できるかどうか」の直感を鍛える
姿勢は私たちのムードに影響を与えます。良い姿勢はポジティブなムードを生み、悪い姿勢はネガティブなムードを生みます。
「すぐやる人」は、雑にやるということの大切さを理解しています。いわゆるサティスファイサーで、80点でいいものは80点でいいと思えることができるので、行動が早くなります。
何事もスタートはパワーと勇気を必要とします。だからこそ、とにかくうまくいっている人のマネをしてみるのです。
「人や状況に追われて過ごしている時間」ではなく、「自分の意思で動いている時間」を増やしていくことこそが、人生を充実させるためには不可欠です。
習慣が10割
習慣化するためのコツや挫折しないための秘訣を学ぶことができます。
新しい習慣を取り入れてみたいと思っている方に、おすすめの書籍です。
具体的に試してみて1番よかった習慣作りのコツは、「1個前の習慣を作る」ことです。
もしも早起きしたいのであれば、まず何時に寝るかを決めることが重要になります。
先を見据えてあらかじめ行動を決めておくことで、時間配分がうまくできるようになりました。
同様に、「嫌な上司」はこの世には存在しません。存在するのは、「上司を嫌だと思っている自分」だけ。要するに、すべては自分が決めていることなのです。
事実は1つだが、捉え方は100通りある。これが真理です。
習慣を続けるために必要なのは、正しいことを無理に続けようとすることではありません。「正しいことを楽しむ努力」をすることです。
うまくいく人は、必要があることに接近し、必要がないことを回避する。
うまくいかない人は、必要があることを回避し、必要がないことに接近する。
「何を続けるか」より、「自分で決めた約束を守ることができた」という実績を作ることです。どんなにささいなことでも、1日、また1日と続けることで自信がつき、あなたに達成感をもたらします。
1個前の習慣を決めれば、それに続く習慣もスムーズに実行できます。
マイナス思考は止められないので、ネガティブな「入力」をしてしまうのは仕方ありません。ただし、私たちにもできることはあります。それは「出力」を変えることです。思考は変えられなくても、言語や動作、表情は変えられます。
ダメだった日ほど良い点を、良かった日ほど課題を見つけよう
一瞬で自分を変えるセルフコーチング――最高の「気づき」を得る、自問自答の技術
「セルフコーチング」とは、「質のいい自問自答を行うこと」です。
コーチングに関する内容の本では、特にこの本がシンプルで実践しやすいと感じました。
課題解決するには、質の高い「いい質問」を問いかけることが重要になります。
前向きな質問をすると、答えが前向きに変わります。
良い問いを自分で問いかけ、自分で答える。
そうすることで、成長のスピードが飛躍的に上がるはずです。
「1年前の自分より成長していることは?」
「どうすれば自分に対して違和感なくいられるか?」
「100%間違いない、といえるだろうか?」
「一言でいうと、何が得られたのだろう?」
「いますぐにでも、できることはなんだろう?」
「この人との出会いに、どんな意味があっただろう?」
「何からはじめれば、絶対に続けられる?」
この記事で紹介した書籍一覧
この記事で紹介したいくつかの書籍は、「Kindle Unlimited」で読みました。
何冊か購入して読むのであれば金銭的に、「Kindle Unlimited」で読む方がお得になるかなと思います。
興味のある方は、一度利用してみるのもありだと思います。
いつでもどこでも何冊でも
約200万冊の電子書籍が読み放題
ビジネス書から小説、漫画、雑誌まで
月額980円/30日間の無料期間あり
終わりに
おすすめの書籍を振り返ってみると、「引き寄せの法則」などのスピリチュアル要素があるものよりも、「行動や習慣」など具体的なアクションをテーマとして扱うものの方が多いですね。
何かを成し遂げたり、成長したいのであれば、何よりも行動することが重要だと感じます。
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