2022年6月26日(日)に 第10回神社検定3級を受験しました。
神社巡りが趣味なので、神社についての知識をより深める目的での受験です。
試験はコロナ禍の影響もあって、オンラインでの試験でした。
一発合格できましたので体験談として、神社検定の勉強法や合格に少しでも役に立てていただけたら幸いです。
神社検定とは
神社の知識や作法・日本の歴史について学ぶための検定です。
試験は年に1回あり、毎年6月ごろに実施されています。
試験の難易度は【初級】【参級】【弐級】【壱級】と4つに分かれています。
神社検定(神道文化検定)は、神社が好きな方や、日本文化をもっと知りたい方のための検定です。
空前の神社ブームも影響してか、神社の参拝者は急増し、神社に対する社頭での質問も多く聞かれるようになりました。そんな中、より多くの方々に神社についての正しい知識を学んでいただき、「日本のこころ」を再発見していただくため、神社本庁監修のもと、神社検定はスタートしました。
日本全国には、約8万の神社があります。
そしてそれら1つ1つの神社に、悠久の歴史が宿っています。
神道は、日本文化の源です。
蘊蓄(うんちく)を語りたい人も、ガイドに活用したい人も、生涯学習のテーマにしたい人も、神社検定にトライすることで、これまでアタリマエに知らなかった日本文化が、きっと見えてくるはずです。
https://www.jinjakentei.jp/kenteitoha.html
公式ホームページはこちら(神社検定)
試験概要
受験資格は特にありません。
問題数は、四肢択一式 で100問あります。
100問中70問以上の正解で合格となります。
出題範囲
今回の第10回の試験範囲は、
- 『神社のいろは』から約70%出題
- 『神話のおへそ『古語拾遺』編』から約30%出題(「第一章「初級編」『古語拾遺』を読む)
となっていました。
過去の試験内容を調べてみると、『神社のいろは』は毎回必ず試験範囲に含まれますが、もう一つのテキストはその試験ごとに異なる傾向があるようです。
3級勉強法
勉強期間は、事前知識がない状態であれば、2~3ヶ月ほど前から勉強するのが適正かと思います。
参考書・費用
参考書は、公式テキストと過去問があります。
神社検定のテキストの多くがAmazonのKindle Unlimitedの対象となっています。
電子書籍での勉強に抵抗がなければ、Kindle Unlimitedに申し込みして勉強するほうが費用を安く抑えることができるのでおすすめです。
↓↓↓
勉強に使ったテキストの内、以下のテキストはKindle Unlimitedで活用できました。
- 神社検定 公式テキスト1 神社のいろは 神社検定公式テキスト (扶桑社BOOKS)
- 第1回 神社検定 問題と解説 参級 (扶桑社BOOKS)
- 第2回 神社検定 問題と解説 参級 弐級 (扶桑社BOOKS)
- 第3回 神社検定 問題と解説 参級・弐級・壱級 (扶桑社BOOKS)
- 第4回 神社検定 問題と解説 参級 弐級 壱級 (扶桑社BOOKS)
実際にテキストを購入したのは、
神社検定公式テキスト9 神話のおへそ『古語拾遺』編 (扶桑社BOOKS) のテキストだけです。
あとお金は受講費用として 5,300円がかかりました。
勉強法
私が具体的な勉強方法は、
1.公式テキストを2回ほど読む
2.過去問を解く
3.間違った問題をテキストで復習する
4.2~3を数回繰り返す
5.時間に余裕があれば再度テキストを読み返す
といったシンプルな流れでの勉強方法です。
試験合否
オンライン受験ということで、試験時間の午後13時00分~14時10分 の間でログインして受験をして、
ログインした後、最大70分まで問題を解くことができるという流れでした。
全て解き終えて見直しも含めて30分少々でしたので、時間には余裕があるなと感じました。
結果は後日ネットで見ることができ、点数は83点/100点でした。(100問中70問以上の正解で合格)
神社のいろはの範囲は9割以上取れましたが、神話のおへその範囲が難しく6割しか取ることができませんでした。
もう少し高得点を狙っていましたので悔しさもありますが、ともかく合格することができてホッとしました。
合格者には試験を受けた数ヶ月後に、成績と一緒に絵馬型認定証(木曽ひのき製)が届きました。
スタンドが付いていて、名前と合格者番号や試験日が刻印されています。
合格者特典として、別途料金はかかりますが、認定カードや認定バッヂなども貰えるみたいです。
まとめ
試験に無事合格することができて、嬉しく思います。
今回受験してみて、全国のいろいろな神社を知ったり、作法や知識など学べてとてもいい勉強になりました。
神社について詳しくなりましたし、神社へ参拝するのがより楽しく感じられます。
3級を勉強すれば、神社へお参りに行く上でのおおよその必要な知識が身に付きます。
神社好きの方は、ぜひまずは神社検定3級から受験することをおすすめします。
コメント